について

新しいメディア CUGI(クギ) を
一緒に創りませんか!

  1. CUGI(クギ)Citizens United Global Interest の略

  2. CUGIジャーナルとCUGIディスカッションボードからなっています

  3. CUGIの前身

  4. CUGIジャーナルについて

  5. CUGIディスカッションボードについて

  6. CUGI(クギ)設立宣言
    目標   共有する価値観 主なフィロソフィー 参加するメリット

  7. 利用方法(利用登録・解除)について

1.CUGI(クギ)はCitizens United Global Interest の略

 真の民主主義社会=市民社会を目指す地球市民の連帯を意味します。そして、市民社会の実現を目指すための新しいメディアを、私たちはそう呼びます。
 自分の意見をはっきりと持つことを恐れない。明確な公益意識に基づき、建設的な解決を図るための意見表明を恐れない。どんなに打たれても、出る釘であることに勇気と誇りを持ちたい。
 出るCUGIの、出るCUGIによる、CUGI(クギ)は、そんな出るCUGI(クギ)のためのメディアです。

 CUGIは読む人と書く人の区別がない、市民が読みながら、議論しながら、書きながら、行動しながら創っていく双方向のメディアです。一方通行で形ばかりのコミュニケーションをしている既成メディアのオルタナティヴです。
 今、私たちの社会に必要なのはハードなインフラではなく、市民能力を持った市民を生み、育て、護り、社会に出ることを支援する仕組みとしてのシビック・インフラです。
 CUGIはそのシビック・インフラの頭脳です。

 

2.CUGIジャーナルとCUGIディスカッションボードからなっています

 CUGIジャーナルはWeb上で発行されます。
 提供する記事は大きく分けて二種類です。話題提供や問題提起的な記事、そしてディスカッションボードでの議論を編集人がまとめた形の記事です。市民から提供された記事を掲載することもあります。

 CUGIディスカッションボードはテーマを決めたWeb上の議論の場です。市民の視点から社会の問題やその解決策を市民相互で議論します。書き込みには利用登録が必要になります。

 このように参加者が共に創るメディアでは、正確度が課題です。私たちは正確さの保証はできません。しかし、公正さを誠心誠意追求すること、多様な意見に耳を傾ける姿勢、事実の認識に努力し絶えず修正してゆく姿勢をこそ約束します。
 この新メディアCUGI(クギ)を通しメディアリテラシーを養うことができる新しいメディアを創ろうとしています

 

3.CUGIの前身

 アメリカ在住ハベレイコ氏の声かけで集まった全国と海外の有志(約20名)が、1999年5月頃より、Civilscapeというメーリングリストを使って、主に市民社会の問題について議論してきました。
 「この議論の場をもっと広げてみよう」ということでCUGIを始めることになりました。

Civilscapeで取り上げられたテーマ(一部)

嫁入りのこと、着物のこと、消費者と農家、日本の民主主義、家族について、NPOについて、農家経済、市民は何をしているのか、世代間闘争、町内会について、色街について、国旗・国家について、談合について、公益性について、企画書の知的所有権、幹線道路と市民参加の地区計画、東海村放射線事故、消費者と生産者の新たな共生、アーミッシュカントリーについて、アピールの判断と行動、食料自給率、鎌倉地域の交通実験、パンかご飯か、首都機能移転、政治不信、自主活動とリーダ、住民投票、徳島レポート、寄付について、地域通貨について、愛知万博、政府への信頼度、時代音痴の若者をどうするか、有機農業、石原知事の発言について、川辺川ダム事業の環境アセス実施について、芦川村村長選挙、公開MLについて、衆議院選挙について、インターネット投票について、日本は空虚、そごうデパート再建、沖縄サミットと日本の国際的指導力、経営理論、事業評価

 

4.CUGIジャーナルについて

 CUGIジャーナルは、大きくわけて二種類の記事を提供します。一つは、話題提供、問題提起的な記事。もう一つはディスカッションボード上での議論について編集人がまとめて編集したものを掲載します。また、市民からの自発的な記事を編集人の判断で採用し、掲載することもあります。
 参加者と共に創るメディアですので、記事の正確度のコントロールをどうするかは一つの課題です。正確度は保証しませんが、誠心誠意をもって公正さを追求することを約束します。可能な限り出典を必ず入れること、また著者の責任で出すことを基本ルールとします。多様な意見に耳を傾ける姿勢と、事実の認識に基づき、絶えず修正してゆく姿勢を崩さないように努力します。
 市民一人一人が、ブランド名に判断を「全てお任せ」するのではなく、自分の目と耳と頭を使って判断する力を(メディアリテラシー)養うための新メディアCUGIを創ろうとするものです。

 発行周期:テーマ次第で、フレキシブルに発行していきます。発行間隔が1ケ月の時もあれば1週間の時もあります。そういう意味では不定期発行になります。

1. フィーチャー(主要記事)
 フィーチャー記事または論文  時宜にかなったテーマで広く社会に訴えたいことを書く。現在のところリーダーシップ(委員構成)の専門や関心分野の関係上、以下のカテゴリーをカバーする。
 デモクラシー、市民社会、高齢者問題、環境問題、都市問題、コミュニケーション、政治、行政、NGO、フィランソロピー、教育問題、国際関係など。

2. MEDIA 日本メディアに物申す
 日本のメディアの報道内容に対する訂正、批判、異なる意見など、および誤解を招く外国報道の訂正など。日本のメディアだけを読んでいたのでは誤解しやすい重要な点について指摘し、訂正、あるいは問題点をより明確にする。

3. 日本の誇り
 日本人、日本文化、日本社会のアイデンティティを地球環境の中で捉え考える。自分の国を愛し誇りに思いたい私達だが、自信がない人が多い。何を誇りに出来るだろうかを共に考える。日本のどういうところを次の世代に必ず引き継いでもらいたいか、またそうするには今私達が何をしたらいいのか、自分の子供や孫の時代に日本はどうあって欲しいか、ということを主に一般市民の視点から議論した意見を掲載。読者の積極的参加が必至。

4. 日本のシビック・インフラ
 デモクラシーに基づいた市民が主役の市民社会を築き維持するのに必要不可欠な、市民社会のインフラをシビック・インフラと呼ぶ。ダムや飛行場、道路などの公共事業をハードインフラとすれば、シビック・インフラはソフトなインフラである。
 日本で起きている些細な出来事から市民社会を検証し、日本のシビック・インフラのあり方や保護し育む方法を考える。例えば、かって日本にもあった助け合いの精神や慈善の行為を調べて、現在それがどうなっているか、なくなっているとしたらなぜか、を考える。

5. 世界の中の日本
 アメリカのメディアに載った日本に関する記事の紹介、またはそれを題材にした問題に関するコラム、分析評価など。
 外国の新聞またはジャーナルの記事より、日本の市民に関心があるテーマ、あるいは日本社会の問題と関連のあるテーマを持つものの紹介、または評価のコラム

6. 世界の「市民」像
日本を含む世界各国で市民社会の向上のために尽くしている市民個人の紹介 
この一部として「CUGI人を探そう!」という、地球全体の市民社会(地球社会?)を視野に入れて生きている市民を紹介する。アドボカシーの活動家などへのインタビューだけでなく、リレー対談や国際市民比較なども行う。

7. デモクラシー豆知識
デモクラシーや市民社会を理解するのに役に立つことの情報交換。エピソード、名言名句の引用紹介など。

8. 世界のNGOと手をつなごう
市民社会とデモクラシーのために活動するNGOを選び、紹介、リーダーへの「インタビュー」と意見交換をする

9. 図書紹介または書評

10. 編集部より

 

5.CUGIディスカッションボードについて
 テーマを決めてディスカッションする場です。
 テーマに沿ってディスカッションします。皆様からの意見や提案をもとにCUGI運営委員会でテーマを選定、モデレーターの司会により進行します。

 

.CUGI(クギ)設立宣言

(目標)

私たちは、以下の3つの目標を掲げ、この新メディアCUGI(クギ)を共に築いていく。

  1. 自分たちの未来に責任と希望をもつ…信頼に足るリーダーを私たちの判断で選び、協力し支えていくために、私たちの未来を左右する重要なことは自分たちで決めることができるデモクラシーの原点に立ち返ろう。政治家や政府に任せっきりにするのでなく、日常生活の中で生きたデモクラシーを維持発展させていこう。

  2. 市民がエンパワ―し、政治的影響力をつける…自分たちの未来を自分たちで築いていくパワーを持つために、立場や個人的背景を越え、デモクラシーを真剣に考え、意見や情報を交換し、議論し学び合い、実際に行動に生かす方法を知ること。市民としての自分の権利を知ること、政治や政治家を評価できること、メディアの情報を正しく読み分けられること、そして、議論をつくして合意形成を図ること。そんな市民能力をつけよう。

  3. 既成メディアのオルタナティヴを創る…市民能力は押し付けからは学べない。市民が互いに学び合う知恵である。日本の既成メディアは、事件のセンセーショナルな報道と、語られた言葉をそのまま伝えるだけの道具になっている。。市民が政治的に賢くなるために、民意を政治に反映させるために、イッシュウの捉え方、効果的な表現、合意形成、政策として実現する体験をしながら互いに学び合う新しい市民のメディアを創ろう。

 

(共有する価値観)

 このメディアへの参加者はそれぞれ個性を持ち、自立し様々な人生観や価値観を持った人間である。しかし少なくとも一つ、市民社会の価値観を共有する。それは、デモクラシーをより具体的に、日常のコミュニティの生活に見出せる価値観である。
 "デモクラシーとは、多数の市民がデリベレーションすることから築き上げる合意形成を尊重すること"
 ウィンストンチャーチルは言った「デモクラシーという制度は完璧でなく多くの欠点を持っているが、これまで人類社会で試されたどの制度よりも劣ることがない制度である」と。

 

(主なフィロソフィー)

  1. 市民であることを誇りとし、人間であることに次いで優先する。
    市民であることは…・楽しいこと、生きがいの持てる経験ができることだ。対等に議論できる仲間をつくることだ。個人や家族を超えた連帯と協働の大きな力を共有することだ。人間に生きる喜びを与える自然環境を壊さず、子どもたちによりよい環境を残す責任をもつことだ。仕事に疲れ、人間関係に疲れても、どこに住んでいても素晴らしい自然に 会える権利を確保することだ。賢い選択をすることだ。時に私益を超えられることだ。間違ったことを直す機会があることだ。どんな権威や知識の前でも普通の人間の常識を擁護し憚らないことだ。素晴らしい人々と巡り合うという大きな報いを得られることだ。政治から逃げないことだ。そして、信じられない可能性を秘めている。

  2. 常識と創造性と専門性を
    デモクラシーはいいことばかりではない。衆愚をどう避けるか。エリートの独走に引きずられる間違いを避け、衆愚も拒否するには、エリートが走って行く方向を見逃さず、タグはつけておく。だが手綱も取れるようにしておくこと。民衆の常識を敬うがそこにとどまらない。素晴らしい可能性を見逃すことになるからだ。創造的なアイデアは常識だけでは生まれない。専門性のインプットとアウトプットが必要だ。何でも多数決というのが良くないのは、そのためである。

 

(参加するメリット)

  1. 日本の市民社会成熟に貢献できる。

  2. 利己を超えてより大きな公益に尽くす喜びが得られる。

  3.  生活に身近な地域の問題を解決するために必要な情報、意見が聞ける。

  4. 自分の意見が試せる。国際人としての自信がつく。

  5. 既存のメディアでは報道されなかったり軽視されたりしているが、市民にとっては重要な出来事。それを知り、多角的に物事を見、また考える習慣がつく。

  6. 世界中にいる、共通の価値観と共通の勇気をもった素晴らしい人々との連帯。世界にまたがる素敵な仲間を創ることができる。

  7. たとえ歩みは小さく障害があっても、前をしっかり向いて手をつなぎ、確実に一歩一歩前進できる。

利用方法(利用登録・解除)について
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