お知らせ・活動報告・ミニ論文・提言・etc


->戻る

 

2002.9.4

2002年北海道フォーラムが風連町で開催されました
事務局 渡辺克生
事務局の渡辺です。北海道自治体学会フォーラムの開催結果(速報)です。

今年の北海道自治体学会北海道フォーラムが8月31日と9月1日に風連町で開催さ
れました。

 今年のフォーラムは、2年ぶりの開催で風連では、15年の歴史を持つ地域の政策研
究グループ寺小屋「天塩川塾」が実行委員会の中心となり開催されました。

 「自治体議会を語ろう」をテーマに、議会についてこれほど真剣に議論したのは初
めてではないだろうか。
 参加者約110名のうち4割ほどの議員の参加があり、議員の本音と課題がよく理
解できたような気がする。
(前代表挨拶)
 実行委員会の挨拶のあと、前学会代表運営委員の川村氏の挨拶では、学会が設立さ
れて7年経つが、
地方分権とともに育ってきた。地域の取り組みでは、全国モデルになったものや、地
道に取り組んでいるまちもあり、この担い手には学会員が少なくない。
 一方、地方自治体の行政権を取り上げるというような自治に逆行する動きもある。
 北海道の行政基本条例の案が示されているが、内容は何も決めていないし、足して

で割る調整型。今は自治を進めるため学会の役割に大きなものがあると発言された。

この後、神原教授の基調講演がなされた。
(基調講演)
 委員としてかかわっている北海道の行政基本条例は、これまでいろいろ取り組んで
制定した条例をまとめるもの、
だが、北海道は議会改革が進まない。議会基本条例が必要。北海道と長野県の事例、
二元代表制原理、自治体の議会制民主主義などについて講演された。
最後に、理想的な議会となるために、議員が長へ問う6つの質問を示された。
1 議会に提案した内容は、誰が考えたか?
2 検討した代替案をだす
3 政策決定時に団体や市民から意見を聞いたか?
4 類似政策を調査したか?
5 調べた情報を公開する
6 政策の根拠はどこにあるか?
自治体は議会制民主主義ではない。首長制民主主義。二つの民主主義手成り立つ。

(その他)
 基調講演のあとは、5つのグループに分かれて、「自治体議会ついて」議論した。
翌日、のパネルディスカッションでは、前日のグループ討議の報告の後、次の3つの
テーマを主に議論された。
1 議会が市民を代表しているか?
2 議会の透明性
3 行政と議会の関係

 普段、議員との意見交換はあまりないが、夜間・休日議会開催へ取り組んでいるこ
とや
古参議員と新人議員との軋轢のなかで、頑張っている議員もいることもわかった。
 基本は民主主義をどう実現していくか、自治体職員も議員もこの点に関しては、
共通しているが、市民のいる場所で自治体職員と議員、議員同士の討論が必要だなと
感じた。

※土曜講座の議員版があってもいいのではとの意見もあった。今回のフォーラムは、
なかなか最近では味わえなかった じっくり、ゆっくり議論するという本来の議論の
スタイルだった。情報が多すぎて処理しきれず、未消化のまま聞き流してしまう
傾向に一石を投げるものではなかったろうか?
 長野県では田中知事が再選された。これが分水嶺になるのではとの発言もあった
が、私個人としては心強い県民の判断だったと思う。
 一方わけのわからない行政基本条例案を平気で提出する北海道は終わっている。
北海道の職員も真剣に考えて行動してほしい。(自分も含めて)

 

このページに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2001 Hokkaido Jichitaigakkai. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

管理