近所のスーパーに買い物に行くため車で家を出たが、角を曲がったところで年配の女性が3人で立ち話をしていた。エプロン姿の方も1人いた。午後3時ごろだった。そして30分後、買い物をすませて家に戻ってきたところ、3人の女性の位置関係は30分前と全く同じだった。私は一瞬、タイムスリップしたような錯覚に陥った(笑)。
所謂井戸端会議だ。こういう会議が女性の特徴なのか、それとも主婦の特徴なのかわからない。男性が家事をして主夫をやるようになったら同じようなことになるのかもしれないと思った。そういえば、喫煙ルームの喫煙場所は同じような風景だ。いずれにせよ、この30分の立ち話、井戸会議は相応の相当の情報交換量でありその内容は時に多岐に渡り、またある時は何かに特化しているだろう。こういう場も「メディア」であり、メディアの中でも重要なポジションを占めるのである。人と人がテーマなしに始める情報交流の場なのである。