「メディアリテラシーとは情報を自分の血、肉にするための力を養うことである」
ことを
http://i-cis.com/media/?p=273
に記載した
ではどのように血や肉にするのか。つまり、どのように自分のものにするのか。
端的に言えばその答えはありません。血や肉にする方法は独自に模索しながら探求し見つけるものなのです。
ただし、その方法を確立するまでの基本と参考はあります。ではどのような基本があるでしょうか。
・アンテナやふるいを持つ
これは理論ではありません。目や耳を通り抜ける情報の中から自分に必要なものを感じられる力を持つことです。
・視座をもつ
ある情報をどういう観点、視点、立場で捉えるかということです。肯定的か否定的か、作り手か受け手か、上から目線か対等目線か、など視座に関する様々な尺度があります。
・思考回路をもつ
一端受け取った情報に対してどのような想像や予想をたてるか、何が不足しているか、何が不要か、次に何をすきか、など考えることです。
これら3点を一言で表現するならば、それは
「自分の考え、意見を持つ」ということに尽きるのです。